金持ち父さん貧乏父さん【記事②】

ビジネス
記事内に広告が含まれています。

とても有名なお金とビジネスに関する書籍となります。私が読んでいるときに、マーキングした文章の一部を2回に分けて記載します。今回はその2回目の記事となります。

プロフィールにも書いていますが、もともと読書が苦手な私が、この本を読んで印象に残ったことをまとめてみました。個人的な感想ですが、よかったら参考にしてみてください。

📘 改訂版『金持ち父さん 貧乏父さん』
 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学


 著者 : ロバート・キヨサキ
 発売日: 2013年11月
 出版社: 筑摩書房

🔰こんな方にオススメ

投資のバイプルと言われている書籍となるので、「お金持ちがどのようにして資産を増やしていくのか??」を知ってみたい人にはオススメです。

海外での話のためか「不動産」のウエイトが大きい?と私は感じましたが、「資産とは何か??」について学ぶことができるのと、お金のことだけではなく自己啓発の要素を含む書籍でもあります。

📍ピン留めしておきたいこと『+3選』

失敗を恐れない

残念ながら、大部分の人が金持ちでないのは、みな損するのを恐れているからだ。勝者は負けを恐れないが、敗者は負けを恐れる。失敗は成功に至るプロセスの一部だ。失敗を避ける人は成功も避けている。

失敗に対する対処のしかたが人生に違いを生み出すと言ってもいいだろう。

もし危険を冒したり心配したりするのがいやだというならば、若いときに始めることだ。

人は損をするのが怖くて、そのために損をする。

私はいかなる失敗もチャンスに変えるようつねに努力してきた。

勝つことは、負けを恐れないことを意味する。

お金の話というより考え方の話になります。失敗は学びの機会であり、成功者は負けを恐れず挑戦し続ける

早いうちから行動し経験を積むことで、「結果」として資産構築のスピードが上がるとのこと。

「与える」ことが富を呼ぶ

金持ち父さんは教育だけではなく、お金も人々に与えた。彼は収入の十分の一を教会へ献金すべきだとする「十分の一説」という考え方を固く信じていた。これは「何かほしいものがあったら、まず与えなければだめだ」という考え方だ。お金が足りなくなると教会や慈善事業に寄付をする。それが金持ち父さんのやり方だった。

何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって、二倍にも三倍にもなって返ってくる。このことは、お金、ほほえみ、愛情、友情など色々なことにあてはまる。

自分だけの力でそのレベルに到達することもできるが、将来その力へと成長する「芽」の助けを借りた方が楽に到達できる。そのために必要なのは、自分がいま持っているものを出し惜しみせず、気前よく人に与えることだ。

欲しいものがあれば、まず与える姿勢を持つ。お金や時間を惜しまず提供することで、後に何倍にもなって返ってくる。

「損して得取れ」という言葉に近い考え方だと感じますが、「まず与える」という考え方は、学んだり人から教えてもらわないと、なかなか生まれない考え方ではないでしょうか。

勤労所得から不労所得へ

金持ち父さんは、もらうためには与えなければならないことを知っていたのだ。

金持ち父さんはよくこう言っていた。「裕福になるための鍵は、勤労所得をできるだけ速く不労所得やポートフォリオ所得に変える能力にある」。またこうも言っていた。「税金は勤労所得に対するものが一番高い。一番税金が低いのは不労所得だ。お金を自分のために働かせた方がいいもう一つの理由がここにある。政府はきのみお金が働いて生み出してくれたお金に対してよりも、きみ自身が働いて得た所得に対して、より多く税金をかける」

経済的自由と大きな富を手に入れる鍵は、勤労所得を不労所得とポートフォリオ所得に変える能力だ。

税金は【勤労所得(給料)】>【不労所得(投資収益)】であるから、できるだけ早く不労所得に移行することが、金持ちへの近道だとのこと。

✏️その他書き留めておきたいこと

「頭の中の考えがその人の人生を作る」という言葉が本当であることを知った。

頭のいい人は自分より頭のいい人を雇う。

ハンバーガーを売ることじゃない。不動産業だよ。

お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる

私は勇気を持ってどんどん前へ進む人たちと共にいたい。

学ぶために働く

専門的な技術の中で最も大事なのやセールスとマーケティング、つまり売る能力だ。

人生で成功するのに必要不可欠なのは、書く、話す、交渉するといったコニュニケーション能力だと言ってもいい。

自尊心が高くて人の話を謙虚に聞けない人、批判ばかりしている人は、本当は自分に自信がなくて、怖くてリスクをとることができない人間である場合が多い。なぜそうなるかというと、何か新しいことを学んだら、次は、それを完全に理解するために失敗を冒す必要があるからだ。

世の中には、新しい考えが自分の考えと合わないと、あれこれ理屈をこね回したり必死で自説を弁護しようとする「知的な」人たちがたくさんいる。

ウォーレン・バフェットが言っているように、「リスクは、自分がやっていることがよくわかっていないと出てくる」

💡まとめ

この本は、お金に対する固定観念を変え、経済的自由を目指す上での思考法実践方法を教えてくれます。商売で金儲けの内容ではなく、資産の増やし方や、そのために必要な考え方を学ぶことができる本でした。

前の記事「金持ち父さん貧乏父さん【記事①】」はこちらになります。

引用箇所において一部誤入力があるかもございません。予めご了承下さい。