金持ち父さん貧乏父さん【記事①】

ビジネス
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とても有名なお金とビジネスに関する書籍となります。私が読んでいるときに、マーキングした文章の一部を2回に分けて記載します。今回はその1回目の記事となります。

プロフィールにも書いていますが、もともと読書が苦手な私が、この本を読んで印象に残ったことをまとめてみました。個人的な感想ですが、よかったら参考にしてみてください。

📘 改訂版『金持ち父さん 貧乏父さん』
 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学


 著者 : ロバート・キヨサキ
 発売日: 2013年11月
 出版社: 筑摩書房

🔰こんな方にオススメ

投資のバイプルと言われている書籍となるので、「お金持ちがどのようにして資産を増やしていくのか??」を知ってみたい人にはオススメです。

海外での話のためか「不動産」のウエイトが大きい?と私は感じましたが、「資産とは何か??」について学ぶことができるのと、お金のことだけではなく自己啓発の要素を含む書籍でもあります。

📍ピン留めしておきたいこと『5選』

学校ではお金について教えない

みんな学校に行って、職業を見つけ、仕事を楽しんで、たくさんのお金を儲ける、そのことしか望まない。

私はきみたちにお金の持っている力を学んでほしいと思っている。お金を怖がるのではなくね。そういったことは学校では教えてくれない。でも、それを学ばなければ、君たちはお金の奴隷になるしかないんだ。

学校は雇い主としてではなく、雇われる側の人間として優秀な人間を育てるための場所だ。

学校教育は雇われるための知識を教えるが、資産形成やお金の働かせ方は教えないということで、自らお金に関する知識をインプットしていく必要があるということになります。

また、お金持ちになるには「お金のために働く」のではなく、「お金を自分のために働かせる」ことが重要とのことです。

資産と負債の違いを理解する

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。

資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく。

一番大切なことは資産と負債の違いを知ることだ。その違いが分かったら、次は収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。これが金持ちになるための道を歩み始める最善の方法だ。

金持ちは資産を買う 貧乏人の家計は支出ばかり 中流の人間は資産と思って負債を買う。

金持ちになるための第一の秘訣は、資産と負債の違いを知り、資産を購入することだ。金持ちは資産につねに注目し、そうでないにんげんは給与明細表の数字ばかりを気にする。

 資産:ポケットにお金を入れるもの(例:不動産収入、株式)
 負債:ポケットからお金を奪うもの(例:ローン付きの家や車)

負債を資産と誤解し、支出を増やしてしまう、、、例えば、住宅ローン完済前から「資産」と思い込んでいる人も多い気がします。

恐怖と欲望に支配されない

たいていの人はお金で動く。それは人間だれしも恐怖と欲望という感情を持ち合わせているからだ。まず、お金を持たずにいることが怖いから必死で動く、そして給料を受け取ると欲張り心が頭をもたげ、もっとお金があればあれも買える、これも買えると考え始める。そのときに人生のパターンが決まる。

これからも私たちは恐怖と欲望という二つの感情を持ち続ける。大事なのはそれらの感情を長い目で見て、自分のためになるように使うことだ。

個人の才能の開花を邪魔する最大の要因が、過度の「恐怖心」と「自信のなさ」にあるということだ。

お金に対する恐怖や欲望が、人を給料依存のサイクルに閉じ込めてしまう。感情に流されず、冷静に考える習慣が重要。

自分のビジネスを持つ

たしかに経営を学ぶための場所はある。でもビジネススクールはたいてい、多少高度な『数字屋』を作るだけだ。数字屋では人に雇われるのがせいぜいで、自分でビジネスを起こすことはできない。

経済的な安定を確保しようとするなら、自分のビジネスを持つことが必要だ。自分のビジネスは「収入」ではなく、「資産」を中心に展開する。

人を雇う立場にある人間の多くは、従業員に「自分のビジネスを持つことを考えろ」とアドバイスをしたりすると、自分のビジネスに影響が出て損をするのではないかと思っている。もちろんそういう場合もあるだろうが、私の場合は、資産を増やし、自分のビジネスを持つことに精を出そうと決めたことで、かえってよい従業員になったと思う。

私は若者にアドバイスをするとき、「『いくら稼げるか』ではなく『何を学べるか』で仕事を探しなさい」と言う。

経済的自立の鍵は、給料に依存せず、自分で収入を生み出す「ビジネス」を築くこと、仕事は「何を学べるか」で選び、知識と経験を資産に変えるという考え方が重要なようです。

ファイナンシャルIQを高める

ファイナンシャル・インテリジェンスは会計、投資、市場、法律という四つの分野の知識の相互作用から生まれると書いた。この四つの技術を組み合わせれば、お金でお金を作ることが簡単にできるようになる。それなのに、お金に関することになると、ほとんどの人が持っている唯一の技術は「一生懸命働くこと」だけなのだ。

人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分よりすぐれている人をうまく使うこと、そして充分に報酬を与えることにある。会社に重役会があるのはこのためだ。これこそがファイナンシャル・インテリジェンスだ。

会計力、投資力、市場理解力、法律力を鍛え、お金でお金を生む方法を学ぶ。知識は最大の資産(=ポケットにお金を入れるもの)であり、常に学び続けることが重要。

💡まとめ

お金とビジネスに関する書籍でしたが、

  • 「資産と負債」とは何か
  • 「資産」からどうキャッシュフローを生むか

が重要とのことでした。簿記の基礎を学んだことで理解しやすい部分もありましたが、「資産」について理解が深まりました。

次の記事「金持ち父さん 貧乏父さん【記事②】」はこちらになります。

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