エッセンシャル思考②

マインド・考え方
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「さあ、あなたも今すぐ99%の無駄を捨てて1%に集中しよう!」私がこの書籍を読んでいるときに、マーキングした文章の一部を2回に分けて記載します。今回はその2回目の記事となります。

プロフィールにも書いていますが、もともと読書が苦手な私が、この本を読んで印象に残ったことをまとめてみました。個人的な感想ですが、よかったら参考にしてみてください。

📘エッセンシャル思考
 最少の時間で成果を最大にする


 著者 : グレッグ マキューン
 翻訳 : 高橋 璃子
 発売日: 2014年11月
 出版社: かんき出版
 ページ: 320ページ

🔰こんな方にオススメ

現代社会の多忙さに埋もれてしまいがちな私たちに対し、意識的に優先順位を見直し意味のある選択をすることの重要性を説いています。

『エッセンシャル思考』は、自分にとって本当に重要なことだけに集中し、それ以外のことを削ぎ落とすことで、最大の成果を上げるための思考法を提唱しています。

✏️その他書き留めておきたいこと『3選』

具体的な行動

1日に2時間でも、1年に2週間でも、あるいは毎朝5分でもいい。忙しい日常から離れ、自分だけでいられる時間を確保しよう。

遊ぶと体が健康になり、人間関係が改善され、頭が良くなり、イノベーションが起こしやすくなる。

企業の生産性を上げるために「夜のフライトで帰ってきた翌日は出社禁止」「残業した場合、翌日は出社時間を遅くする」といったルールを提唱している。

たっぷり眠ろう。そうすれば洞察力が高まり、発想が広がり、より少ない時間でより良い成果を上げることができる。

優秀な成績をとりたかったら徹底的に準備しろということだ。

見積もりは1.5倍で考える

「完璧をめざすよりまず終わらせろ」

ゴールに近づく様子が目に見えるのは、うれしいものだ。それはいくつになっても変わらない。子供じみているなどと言わずに、日々の進捗に小さなしるしをつけてみよう。

やることが多すぎて何から手をつけていいかわからなくなったら、まずは考えるのをやめて、深呼吸をすることだ。心を落ちつけて、今この瞬間に何が重要かを考えよう。

目的が完全に明確になるまで話し合う

エッセンシャル思考とは、、、エッセンシャル思考の人は、、、

エッセンシャル思考の人は、そうでない人よりも多くの選択肢を検討する。逆説的だが、それが事実だ。何でも無批判に引き受ける人は、何も検討しない。

 非エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが重要だと考える
エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが不要だと考える

エッセンシャル思考における集中とは
100の問題をじっくり検討できるだけのスペースを確保することだ。

仕事を減らし、成果を増やす。

エッセンシャル思考の人は目の前の症状に惑わされず、どこが本当の問題なのかを見極めようとする。何が妨げになっているのかを特定し、もっとも効果的に処置をする。

成果を改善するためには、逆から考えることも必要だ。エッセンシャル思考の場合、人やお金や時間を増やすかわりに、制約や障害を取り除くことを考える。そのための3つのコツを紹介しよう。

1. めざすことを明確にする、2. ボトルネックを特定する、3. 邪魔なものを取り除く

エッセンシャル思考も同じだ。練習を重ねれば、どんどん簡単になっていく。

エッセンシャル思考の目的は、世間的な成功を手に入れることではない。人生に意味と目的を見いだし、本当に重要なことを成しとげることだ。

エッセンシャル思考のリーダーは、人材の選別にこれでもかというほどこだわり抜く。けっして妥協せず、確固とした基準を持って完璧な人材を選びとる。そして足手まといとなる人材は容赦なく切り捨てる。

頭の片隅に置いておきたいこと

英語の「school」という単語は、ギリシャ語で「楽しみ」を意味する言葉から生まれた。

 いまひとつの人間を雇うより、人が足りないほうがいい。

心理学の研究によると、人は自分が所有しているものを実際より高く評価しがちである。

「これからの5年間で、どんな仕事を成しとげたいですか?」

会社の目的やメンバーの役割が明確でない場合、社員は混乱し、ストレスを抱え込む。逆に目的がきわめて明確になっている場合、社員はどんどん成果を上げる。

「一度でも例外を許したら、その後は例外だらけになってしまいます」

人助けが悪いことだとは言わない。他人の役に立つのはうれしいものだ。だが、本人が解決すべき問題を肩代わりするのは、人助けではない。その人は問題を解決しようとしなくなり、よけいに問題から脱け出せなくなってしまう。

心理学の研究によると、人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚である。小さくても前進しているという手応えがあれば、未来の成功を信じられる。

「顧客にとって有用なことを最低限実現するには?」と考え、よけいなことをしないというやり方だ。

人は一度にひとつのことにしか「集中」できないということだ。

明確な目的を持って仕事を精選し、あらゆる業務を「より少なく、しかしより良く」の方針で実行する。その結果、チームの結束は強まり、さらなる高みへとブレイクスルーできる。

メンバーの役割をあいまいにしない

💡まとめ

書籍の最後に以下のように記載がありました。

「より少なく、しかしより良く」の方針でチームを率いれば、チームのパフォーマンスは大きく向上し、本当に意味のあることが達成できる。

私がもっとも大切にしている美徳は、シンプルであることです。シンプルであれば、ほとんどの問題は解決すると思っています。

エッセンシャル思考は、とにかく「より少なく、しかしより良く」を目指す生き方。

 「少なく」→【減らす】という訳ではなく
 「少なく」→【シンプル】という考え方ができると、

実践しやすいのかなと感じました。「すぐに明日から!」ができるとベストですが、
まずは増えるものを制限していくところから始めてみたいと感じました。

前の記事「エッセンシャル思考①」をはこちらになります。

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