😨80歳くらいまで生きるとして、人生はたった4000週間。
😨90歳まで生きて、4700週間くらいになる可能性はある。
「⚪︎⚪︎日」、「⚪︎⚪︎月」、「⚪︎⚪︎年」の単位で考えることは多いですが、
「⚪︎⚪︎週」で考えることってそれほどないですよね。
定期通院や処方については「⚪︎⚪︎週後」ですが・・・それくらい❓❓🤔
「4000週間」ということは、日曜日は「4000回」、、、
当たり前ですが、この「4000」を多く感じますか、少なく感じますか❓
自分の限られた4000週間をいかに過ごすか❓といことがテーマとなっており、
全米でベストセラーになった書籍となります。
私が読みマーキングした文章の一部をご紹介します🐻
📘 『限りある時間の使い方』
人生は「4000週間」限られた時間をどう過ごすか!?
著者 : オリバー・バークマン
翻訳 : 高橋 璃子
発売日: 2022年6月
出版社: かんき出版
ページ: 304ページ
🔰こんな方にオススメ
時間管理に悩んでいる方
現代の情報社会では、日々多くの選択肢やタスクに追われてしまいがちです。「時間が足りない」と感じることが多い方にとって、この本は有益です。『4000週間』では、限りある時間をどう有効に使うかに焦点を当て、時間の使い方を根本から見直すヒントを提供してくれます。無駄に感じる時間の使い方を減らし、重要なことに集中できる方法を見つけられるでしょう。
人生の優先順位を見直したい方
どんなに忙しくても、結局のところ限られた時間の中で何を優先するかが大事です。『4000週間』では、「何を選び、何を捨てるか」という決断の重要性を説いています。もしも自分の人生における「本当にやりたいこと」や「必要なこと」が何かを見失いがちな方には、優先順位を明確にする手助けとなる一冊です。
日々の生活に追われている方
仕事や家事、さまざまな用事に追われて、自分の時間を持つ余裕がないと感じている方にオススメです。この本は、効率的な時間の使い方だけでなく、「時間に追われる感覚」そのものに対する考え方を変えてくれます。自分のペースを取り戻し、少しずつでも自分の時間を確保できるようになるための視点が得られます。
自己成長や目標設定に悩んでいる方
自己成長を追い求めるあまり、目標を達成するために過度に時間を費やし、疲れてしまうことがある方に。『4000週間』は、無理に目標を追いかけるのではなく、「いま、ここ」に集中する重要性を教えてくれます。目標の達成を焦らず、心の平穏を保ちながら生きるためのアプローチを示してくれるので、自己成長に関する悩みを解消する手助けになります。
人生の充実感を感じたい方
ただ時間を効率よく使うだけでは、結局充実感を感じることができません。『4000週間』では、時間を「どれだけうまく使うか」よりも、どれだけ意味のある瞬間を過ごすかという視点を大切にしています。自分にとって本当に価値のあることを見つけ、充実した人生を送りたい方には特にオススメです。
📍ピン留めしておきたいコトバ【10選】
効率と過剰な忙しさ
効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。タスクをすばやく片付ければ片付けるほど、ますます多くのタスクが積み上がる。
―イントロダクション「長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる」より(電子書籍版)
効率を上げれば上げるほど、仕事が増えてしまうというパラドックスが描かれています。効率を追い求めることで、結果的にさらに忙しくなるという点はとてもリアルです。この循環にハマらないように、意識的にペースを保つ大切さを感じました。
歴史と現代の時間感覚
つねに死と隣り合わせで、今よりずっと寿命が短かったにもかかわらず、人々は「時間が足りない」と感じていなかったのだ。
― 第1章「なぜ、いつも時間に追われるのか」より(電子書籍版)
昔の人々は、現代人ほど「時間が足りない」と感じていなかったと言います。現代の忙しさは、むしろ自分自身から逃げるために生まれたものかもしれないという視点には、思わず考えさせられました。
現実と向き合うことの重要性
「現実は思い通りにならない」ということを本当に理解したとき、現実のさまざまな制約は、いつのまにか苦にならなくなっているはずだ。
― 第6章「本当の敵は自分の内側にいる」より(電子書籍版)
「時間が限られている」と認識することが、現実を受け入れる第一歩だと感じます。逃げずに現実を直視することが、最も効果的な時間管理術だという考えには共感しました。現実と向き合うことで、時間の使い方が本当に変わると思います。
時間を選ぶことの重要性
何かに時間を使うと決めたとき、僕たちはその他のあらゆる可能性を犠牲にしている。その時間にできたはずのことは山ほどあるけれど、それでも僕たちは、断固として、やるべきことを選ぶのだ。
― 第1章「なぜ、いつも時間に追われるのか」より(電子書籍版)
自分が使う時間は、他のすべての可能性を犠牲にしているという事実。時間を選んで使うことで、自分の人生にもっと深みを持たせることができると感じました。
無限の選択肢とその束縛
進むべき方向はただひとつ、自分が選びとった未来に向かって前進するだけだ。
― 第4章「可能性を狭めると、自由になれる」より(電子書籍版)
「パーキンソンの法則」によると、タスクは時間があれば膨らんでしまうという事実に気づきます。選択肢が多すぎると、逆に自分を縛ってしまうんだな、と感じました。選択肢を減らすことで、自由度が増すというのはとても納得できます。
心の自由を得るための方法
やるべきことはいつだって多すぎるし、これから先もそれはきっと変わらない。そのなかで心の自由を得るための唯一の道は、「全部できる」という幻想を手放して、ひと握りの重要なことだけに集中することだ。
― 第2章「効率化ツールが逆効果になる理由」より(電子書籍版)
心の自由を得るためには、「全部できる」という幻想を捨て、重要なことに絞って集中することが大事だと感じました。自分の限界を認めることが、逆に自由に繋がるんですね。
便利さと手軽さの罠
便利さばかりを優先していると、自分が何をやりたいのかわからなくなる。
― 第2章「効率化ツールが逆効果になる理由」より(電子書籍版)
便利さを追い求めすぎると、本当にやりたいことが見えなくなってしまうという指摘。現代の便利さの中で、自分の本当にやりたいことを見失わないようにしたいと思いました。
死と時間の限界
自分が死ぬという事実、そして自分の時間がとても限られているという事実を骨の髄まで実感したとき、人生には新たな奥行きが現れる。
― 第3章「「時間がある」という前提を疑う」より(電子書籍版)
死を意識し、時間が限られていると実感することで、人生がよりリアルに感じられるという考え。確かに、時間の有限性を知ることで、今この瞬間を大切にすることができる気がします。
先延ばしと賢い選択
大事なのは先延ばしをなくすことではなく、何を先延ばしにするかを賢く選択することだ。
― 第4章「可能性を狭めると、自由になれる」より(電子書籍版)
すべてを先延ばしにしないことが大切だといいますが、実際に何を先延ばしにするかを賢く選ぶことこそが、時間をうまく使う鍵だと感じました。優先順位をつける力が重要なんですね。
無目的の活動とその価値
哲学者のキーラン・セティヤはこういう活動を「非目標性の活動」と呼ぶ。好きな曲を聴いたり、友人と会って話したりするとき、僕たちは何らかの目標に向かっているわけではない。その価値は目標達成ではなく、ただその活動をすることにある。
― 第9章「失われた余暇を取り戻す」より(電子書籍版)
目標を持たずに、ただその活動を楽しむことの大切さ。趣味や無駄だと思えることを楽しむことで、ストレスから解放され、もっと充実した人生が送れると実感しました。目標に縛られない自由さが大事だと思います。
💡まとめ:読んでよかったポイント
ここまで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
「時間をどう使うか=どう生きるか」を教えてくれる本でした。
全部をこなそうとする完璧主義を手放し、「今この瞬間」に集中する大切さが心に残ります。
「やりたいこと全部は無理。でも大事なことはちゃんと選べる」
——そんな前向きなあきらめが、むしろ自由につながるんだなと実感しました。
忙しさに追われがちな毎日にモヤモヤしている人に、そっと背中を押してくれる一冊です。
この記事を読んでくださったあなたが、
どんな立場にあっても、何かひとつでも「これやってみようかな」と
思えるヒントを見つけてくれていたら、うれしいです。
時間の使い方を考えることを実践してみましょう❗️
引用箇所において一部誤入力があるかもございません。予めご了承下さい。